大村知事糾弾集会開かれる!
山下氏「リコール署名継続」を宣言
11月15日、津島市を大繁栄させる会と日本国民党は、「戦う愛国者山下俊輔講演会」を開催した。コロナ禍にあり、感染拡大に注意を払い行われた。大村秀章愛知県知事に対するリコール署名活動に取り組む請求代表者、受任者、ボランティアを中心に65名が参加した。
最初に山下俊輔氏が壇上に上がった。これまで大村知事のリコール活動の中心になっていた高須克弥氏が突然、署名活動の中止を宣言したことについて、「法的には、請求代表者全員の同意がないと署名活動を止めることはできない」と指摘し、「岡崎市は孤軍であっても署名活動を継続していく」と宣言した。これに対し参加者は割れんばかりの拍手で応えた。
さらに「大村知事には任期を待たずして、お辞めいただく」と付言した。売国県政に愛知県民の怒りの声が止むことはない。
続いて、各地から駆け付けたゲストの応援演説。最初に本紙編集部の九十九晃党員が登壇した。九十九党員は「芸術は行政サービスじゃない。『感じる』ものだ。昭和天皇のお写真を燃やし、慰安婦プロパガンダで日本国民を深く傷つけた『表現の不自由展・その後』を許してはいけない!」と訴えた。
日本第一党大阪府本部青年部長の小林宏助氏は、「今回は諸事情により、一個人として参加している」と前置きし、「維新の会は、愛知では『昭和天皇のお写真を燃やすな』と言うが、大阪では百舌鳥古市古墳群を世界遺産登録にすることで観光地化させ、金儲けに利用しようとしている。全く矛盾している。だから愛知の大村糾弾は一緒になっても、大阪では、徹底的に批判する」と続けた。
最後に鈴木信行代表が登壇。「43万5000余人の署名を集められた皆さんに敬意を表したい。この数字は前回の愛知県知事選で大村知事の対抗馬となった共産党候補の得票(約35万票)を上回るものだったことを考慮したら、無視できない数字だ。今後の県政運営において、意識せざるを得ないだろう」と話した。
さらに、「これで終わりにして、離散させては勿体ない。今後も反大村知事のかたまり、『まとまった票』として維持することで影響力も出てくるだろう」と今後の指針を示した。
講話後の質疑応答では、参加者から「私たち岡崎市民は県下の署名活動を手伝ってきた。しかし、いざ署名を書いてもらおうと思ったタイミングでストップがかかった。いまや反乱分子扱いだ。納得できない」「今はこういった時勢だが、来年以降もあらゆる形で大村知事の糾弾活動を続けてほしい」などと声が上がった。
わが党は高須克弥氏が主導していたリコール署名の活動以前からあいちトリエンナーレ2019「表現の不自由・その後」を巡り、問題を指摘し、糾弾活動を行ってきた。これからも愛知支局を中心に糾弾活動を始め、大村知事に対して声を上げていく。