大村リコール運動に見る「終戦」という奇跡(金友隆幸)

 国賊大村秀章愛知県知事リコール運動について、運動の主唱者であった高須克弥院長が11月7日に自身の体調を理由に「休戦」を宣言してから、「休戦派」と、あくまでも署名可能期間までリコール署名を集めて可能な限りの民意を示すべきという「徹底抗戦派」に分かれた。

 この運動を見ていてつくづく思うのは、一度火の着いた闘争を止めることが、いかに難しいかということだ。

 昨今ではアゼルバイジャンとアルメニアの紛争も国民感情から生じており、敗れたアルメニアではなお継戦論が叫ばれている。

 愛知の大村リコール運動にしても、運動に関わっていたのは数百人ほどだが、それでも全軍を「戦闘停止」できないのだ。

 ところが、一億人以上の人間が、たったお一人のお言葉で、一斉に矛を収める人類史上「奇跡」とも言うべき出来事があった。言うまでもなく、大東亜戦争の「終戦」である。

 この「奇跡」が起きたのは、昭和天皇というご存在がいらしたからに他ならない。

 だからこそ、天皇というかけがえの無いご存在と、その昭和天皇の御真影を燃やすることを「芸術」と言い張り、税金を交付する国賊大村知事の異常さを今一度考えてほしい。

 運動は立場が違っても、分進合撃。基本の思いが一緒であれば、昭和天皇による終戦という「奇跡」に思いを致しながら、大村糾弾を展開していきたい。

(日本国民党情報宣伝局長 金友隆幸)