福岡憂国忌 懸賞檄文で党員が受賞

 昭和45年の三島由紀夫氏自決から50年となる。11月23日、福岡市の筥崎宮参集殿で第50回福岡憂国忌(三島由紀夫・森田必勝両烈士慰霊祭、主催:福岡憂国忌世話人団体・福岡黎明社)が挙行され、100人もの人が参集した。

 今年は義挙50周年プロジェクトの一環として「現代日本に命をかけて訴えたいこと」をテーマとする「懸賞檄文」が募集され、当日の式典で審査の結果が発表された。そこで、我が党のしんぶん国民編集部の九十九晃氏による檄文『愛国運動の停滞を嘆き、変革を訴える』が見事、審査員特別賞を受賞した。

 この檄文は、「維新断行」などのスローガンを訴えながらも、全く実現することのなかった従来の愛国運動を振り返る。「革命」を叫ぶ左翼は勢力を結集して議会進出を果たしている。それに対抗し、憲法改正を実現するためにも、愛国者は団結して議会進出を目指そうと訴えたもの。

 今回の受賞にあたって九十九氏は次のように話した。「この度は、身に余る賞を受賞でき光栄に思います。主催者様より、受賞の連絡をいただいたとき、私の檄文を特に推薦してくれた審査員は元楯の会会員の方だと伺いました。私の未熟で荒削りな『檄』を評価していただき、心より感謝申し上げたいです。

 今回受賞できたのは、日頃からご指導いただく先輩方があってこそだと身に染みて感じております。まだまだ至らない点ばかりですが、今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします」


受賞した檄文は福岡黎明社様のサイトでお読みいただけます。

第50回福岡憂国忌 義挙50周年プロジェクト

懸賞檄文【審査員特別賞】愛国運動の停滞を嘆き、変革を訴える/九十九晃 | 福岡黎明社(外部リンク)