[報告]葛飾区議選 鈴木代表 約1986票獲得も議席守れず

演説に立つ鈴木代表

演説に立つ鈴木代表

ご報告

 葛飾区議会議員選挙(10月31日告示・11月7日投票、定数40)に出馬していた鈴木信行代表は1986.817票を獲得するも48位で落選しました。

 60人の候補者が争う激戦のなか、愛国者の議席を守り通すことができませんでした。

 選挙事務所に集まった党員・支援者に対し、鈴木信行代表は「ひとえに不徳の致すところであり、ご支援いただいた皆様にお詫び申し上げるとともに、深く感謝申し上げます」と述べた。

光明が差すネットワーク構築

 4年前から600票を削る結果となったが、鈴木代表を先頭に日本国民党は戦い抜いた。その成果は選挙戦に現われた。

 選挙戦では、地元代議士、区長と言った政治中枢から、志を共にする地方議員、日頃から国民運動を牽引する活動家が集まった。「鈴木信行」を軸に全国から愛国者が団結した。

 勝ち抜くことはできなかったが、一つの目標に対する共闘により、議会から日本を強くする運動を前進させる力を得たと評価できる。

 鈴木代表を筆頭に、日本国民党は、大きなうねりを作るべく、反省すべきは反省し、強化すべきは強化し、政治勢力としての組織運動を前に進めたい。

 引き続き、日本国民党としては「右派政治勢力の結集」という党是は変わらず、日本における移民・外国人問題に大きな関心を持ち続け、社会に警鐘を鳴らす活動を続けなければならない。

 日本国民党には、新たな若い候補者もいる。各級選挙に挑み、続々とそれぞれの目標に立ち向かっていく。

 鈴木代表のみならず、日本国民党の活動に、今後も注目頂きたい。

 改めて、物心両面でご支援頂きました皆様に、衷心より御礼申し上げます。

敗因徹底分析し、つぎなる成功へ

 今回の区議会議員選挙においては、空中戦から地上戦への戦略転換をするにあたり、遊説範囲を前回よりも絞り込み、主張・スローガンをよりマイルドなものにしてしまいました。また、「インパクトが前回より弱いのではないか」とのご指摘は、党員・支持者よりいただいておりました。

 そのため、前回に倍する運動量がありながら、無党派層の多い地域での集票に失敗し、落選に繋がりました。

 また、コロナ禍が収束に向かう中、コロナに特化した広報を続けたのは、戦略的にも誤りでした。

 運動範囲を限定しながらも、地元への浸透は伸びず、主張を穏当なものにしたことで、「鈴木信行」という候補者本来の尖った個性と魅力が損なわれ、乱立する諸派・個性派候補者らに埋没させてしまいました。「応援している」「一票入れた」という顔の見える地元の人は確実に増え、名簿の積み増しにも成功していましたが、面識の無い無党派層からの票を大きく失いました。

 これもひとえに、選挙戦略を誤った私ども党本部の責任です。

 左右を問わず従来の政治運動では、失敗しても、「いやそれでも運動は成功した」「やることに意義がある」式の言い訳ばかりで「失敗」を認めない弊風がありました。

 私ども日本国民党は、「失敗」を「失敗」であると明確に認識し、「失敗」つまりは、敗因を徹底的に分析・研究して次なる成功へ繋げることをお誓い申し上げます。まずは、ご期待にそえなかったことに改めて深くお詫び申し上げます。

(党本部情報宣伝局)

 

最終日・マイク納めの様子

最終日・マイク納めの様子