関東大震災「真実の慰霊祭」 妨害に屈せず催行される

関東大震災「真実の慰霊祭」

 関東大震災から9月1日で99年になることを受け、毎年都立横網町公園でおこなわれている「真実の慰霊祭」が今年も実施された。朝鮮人6000人虐殺という科学的根拠のない記念碑を支持する勢力に対抗し、外務省が認めた223人という「真実」を発信するものだ。今年も小池百合子東京都知事は虚偽の記念碑に対して追悼文を送らなかった。少しずつ「真実」が発信されているのだ。

 参列者は約60人で、慰霊碑の前で焼香がおこなわれ、同公園内にある永田秀次郎東京市長(当時)の句碑にも足を運んだ。追悼の式辞は鈴木信行代表、群馬の森の朝鮮人碑の撤去を求める会・佐藤みずえ会長、自治基本条例に反対する市民の会・村田春樹会長が読み上げた。

 神奈川新聞・石橋学川崎総局編集委員や慰霊祭に反対する妨害勢力が慰霊碑の裏から参加者を撮影・取材するといった行為に及び、警察が排除・制止する場面も見られた。参列者が会場から駅へ移動する際にも妨害者が追走し「帰れ」と騒ぎ立て「慰霊」の場である横網町公園をかき乱した。

関東大震災「真実の慰霊祭」

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