怒号飛ぶ!竹島の日式典 2・22島根県現地集会

竹島の日式典

安倍政権、今年も大臣派遣せず

 わが党は2月22日、島根県松江市で条例制定から15年を迎えた「竹島の日」の関連行事に出席した。

 午前中は、島根県議会の竹島領土権確立議員連盟と、超党派の日本の領土を守るため行動する議員連盟が呼びかけた「竹島問題を語る国民交流会」に鈴木信行代表以下党員も参加。新藤義孝衆議、三浦靖参議、杉田水脈衆議のグループでディスカッションを行い、議論の中心となり存在感を示した。

 また、午後は第15回「竹島の日」記念式典、竹島・北方領土返還要求運動県民大会にも参加。藤原崇内閣府政務官が登壇した際には山本和幸事務局次長と九十九晃党員が「島根県は政務官派遣なんか頼んでないぞ!大臣だよ、大臣!」と地元の怒りを代弁する怒号をあげた。島根県は内閣総理大臣と領土問題担当大臣の参加を要請しているが、未だ実現していない。

 韓国に対抗すべく制定された島根県の「竹島の日」条例。国が県に追従する現状を一刻も早く打開する必要があると再認識した。

集会の模様を伝える産経新聞(2月23日)

集会の模様を伝える産経新聞(2 月 23 日)

東京竹島集会に300人参加!

 県土・竹島を守る会は2月18日、衆議院第一議員会館で第3回『東京「竹島の日」記念大集会』を開催した。鈴木信行代表も地方議員の一人として出席。参加した国会議員は約30人、日本国民党の党員らも多数参加。平日の夕方にもかかわらず、一般の参加者は約300人、同集会最多を記録した。司会は、同会の村田春樹東京支部長。

 来賓挨拶では、領土議連元会長の山谷えり子参議、領土議連会長の新藤義孝衆議(元総務相)らが登壇。新藤氏は、「領土問題は国家の基本。私たちの大切な国の一部が他国によって侵害され、不法に占拠されている。これを解決するのは国家としての責任だ」と述べた。

 基調講演は、竹島問題の第一人者である拓殖大学の下條正男教授だ。下條教授は、映画「パラサイト」に「独島はわが領土」の替え歌を歌う場面があるとを挙げ、韓国では領土問題が国民意識に深く浸透していることを指摘。対して日本側は、それぞれの役所がバラバラの取り組みをしていることなどの現状を挙げ、国家意思のなさを批判した。

東京竹島集会