紀元節奉祝式典開催!

約200人が参列し建国2681年を祝う
声高らかに聖寿万歳

声高らかに聖寿万歳

 紀元節奉祝式典実行委員会は2月11日、「第37回紀元節奉祝式典」を催行した。昨年に引き続き、荒木紫帆組織統制局長が実行委員会代表を務めたほか、党員も実行委員やスタッフとして加わった。開催にあたり、新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、入場規制を行い、式典参列者は約200名だった。

あいさつする荒木紫帆実行委員会代表

あいさつする荒木紫帆実行委員会代表

 荒木局長は、「この集会を不要不急でなく、『要急』と捉えての御参集、洵に有難うございます」と緊急事態宣言下での開催に理解を求めた。

 続いて、「一年前の今日もこの場でご挨拶申上げましたが、まさか一年後の今日が、この様な状態になっているとは思いもよりませんでした」と話した。

 コロナ禍により、社会生活の変革が求められていることについても「わが国の歴史の中で、外からやって来たもの、またはもたらされたものによって、今回の様に変革を促されることは度々ありました」と言及し、「その都度、ゆるやかに、或いは急激に変化する世の中にあっても、決して変わることのない『柱』が我が国にはございます。

 予測のつかない不安定な日常の中で忘れがちな、揺るぎ無いものを今一度思い起こす」と語った。

 記念講演は元楯の会一期生で橘孝三郎研究会事務局長の篠原裕氏が登壇。「三島由紀夫と橘孝三郎の天皇観」について約一時間講演した。

 最後は参加者全員で「天皇陛下万歳!」と三唱し、皇室の弥栄と日本の安寧を祈念する聖寿万歳で、皇紀2681年を寿いだ。

 翌、12日には、実行委員会が内閣府と自民党に決議文を手交するなど要請活動を行った。

実行委員会による要請

実行委員会による要請

(本紙編集部)