日本国民の集い盛会!全国から同志が結集

日本国民の集い 党大会

全国から仲間が集まった日本国民の集い

前進続ける右派運動へ

 日本国民党は12月5日、日本橋公会堂(東京都中央区)で日本国民の集いを開催。党員、党友、支援者ら80人以上が参加し、盛会となった。

 第一部・党員総会は九十九晃党員が司会を務めた。最初に国民儀礼を執り行い、党関係物故者の御霊に黙祷を捧げた。篠崎まゆみ婦人部長が日本国民党綱領を朗読。鈴木信行代表は開会挨拶で葛飾区議選への支援について感謝を示し、敗戦を詫びた。その上で「他地区の議員をはじめ沢山の方々にご支援いただいた。愛国勢力の結集と言う意味では大きな前進だ。再出発の始まりの日にしたい」と前向きな姿勢を明確にした。

 総会は小林芳夫副代表を議長に選出。第一号議案「令和三年活動報告案・会計報告案」は山本和幸事務局次長が審議に諮り、承認された。第二号議案「令和四年活動方針案」を鈴木代表が丹念に説明。第三号議案「党則改正案」は荒木紫帆組織統制局長が党則第二十一条から第二十四条の改正について説明し、承認された。特に、今後の活動をめぐって活発に各地の党員から議論が起き、有益な総会となった。

 第二部「日本国民の集い」は、決意表明で始まり道添隆寛組織統制局員が葛飾区議選を振り返り「『負け』をしっかりと反省し、次なる戦いに備えるべき」と力強く訴えた。

 敢闘賞は千葉県の延原浩一党員。鈴木代表から受賞理由の説明の後、手渡された。延原党員は4年連続の受賞で、圧倒的なポスティング活動による党への貢献が評価された。また、葛飾区議選に際し、40名以上に感謝状を出し、運動の結束と前進を感じさせるものとなった。

代表から表彰受ける延原浩一党員

代表から表彰受ける延原浩一党員

延原浩一党員に敢闘賞ポスティング約5万枚の大快挙

 今回、敢闘賞を受賞した延原浩一党員は、なんと4年連続。

 しかも今年は、葛飾区で、約5万枚もの大量のチラシをポスティングしたことに対する表彰だった。

 5万枚とは、葛飾区全世帯の四分の一にあたる数だ。そのチラシの量たるや、次の写真の倍ぐらいの分量だから、いかに凄い運動であったかが想像できよう。

これに倍する量を一人で

これに倍する量を一人で

 延原党員は、週に数日、一日約1000枚をずっと配り続けた。まさに「継続は力」を地で行く努力である。

 この一大功績は鈴木代表から発表され、会場からも大きな拍手で讃えられた。

 来賓紹介の後、折本龍則浦安市議会議員、平岡道場の平岡元秀代表をはじめ各界から祝電を受けたことを紹介、会場で披露された。

 議員挨拶では太田太中央区議会議員、原田ようこ那珂市議会議員が登壇。さらなる飛躍に向けた連帯を確認できた。

太田太中央区議

太田太中央区議

原田陽子那珂市議

原田陽子那珂市議

 「発言」では、鈴木代表が葛飾区議選について、「本来の右派政治家としての立ち位置を見失い、『保守系候補』に埋没してしまった結果」とし、「原点回帰し、もう一度、韓国の慰安婦像に身体を賭して『竹島の碑』を突き刺した頃を思い出し、牙を研ぎ直し、捲土重来を期す」と宣言した。

一陽会の登山裕氏

一陽会の登山裕氏

 「愛国活動の最前線から」と題して、一陽会の登山裕群馬県代表が壇上にあがった。登山氏は、ベトナム人による農作物窃盗事件などの地元での実例に触れ「多文化共生の危険性を周知し、それに抵抗する運動を続ける。日本の未来のために冬は去り、春は必ずやってくると信じて戦おう」と呼びかけた。

鈴木傾城

基調講演の鈴木傾城氏

 続いて、作家・アルファブロガーの鈴木傾城氏が「日本のどん底と今後」と題した講演をおこなった。鈴木傾城氏が歩いて目にした経験と実情を踏まえながら、日本の貧困化、外国人労働者問題、右派政治勢力の必要性などを分析されたお話となった。グローバリズムや貧困の深刻化など著しい情勢変化の現実に即した貴重な基調講演は、迫り来る危機を来場者に伝播させた。

聖寿万歳

 集いを閉じるにあたり、皇室の弥栄を祈念した聖寿万歳を八木康洋政策局長補佐が先導した。

 閉会挨拶で荒木紫帆局長が「鈴木代表の結果は残念だが、日本国民党の党籍を持ち、活躍する地方議員が6名いる。その先生方を支援し、愛国議員には国民のために働いてもらえる環境を整えたい。そして、同志を議会に押し上げられるよう、党も力をつけていきたい」と締めくくった。