和田倉噴水公園 日章旗排除事件

「日の丸は外国人を刺激する」暴言の大バカ職員、職務解任に

 4月22日(土曜日)の14時過ぎ、男性数人が環境省自然環境局管轄である和田倉噴水公園にて待ち合わせをしていました。

 その中の1人が待ち合わせの目印になるよう、手旗サイズの日章旗を振っていたところ、「環境省」の腕章を付けた職員に、「日の丸を出すな。外国人を刺激するからダメだ。旭日旗はもっとダメだ」と強い口調で注意され、日章旗をしまうように指示される事案が発生しました。

 そもそも周知のように日章旗は我が国の国旗であり、日本のどこにあっても咎められる筋合いはありません。また旭日旗は我が国の軍旗や大漁旗にも用いられる伝統的な旗であり、「外国人を刺激する云々」という環境省職員の言動は不適切と言わざるを得ません。

 この事件を受けて、しんぶん国民編集部が環境省に質問状を送ったところ、環境省自然環境局総務課国民公園室が5月30日に回答しました。

 当該事件の事実を認めつつ、公園管理を委託している一般財団法人国民公園協会の職員が、管理規定に定められている「広告物又はこれに類するものの掲示禁止」について「理解が及んでおらず」日章旗を「広告に類するもの」に当たると思い込んで、持つ人を咎めてしまったというのです。

 理解が及ぶも何も、この職員が発言した「日章旗は外国人を刺激する。旭日旗はもっとダメ」というのは、国家意識が欠落し、外国に媚び諂う姿勢そのものであり、「理解不足」や「勘違い」どころではありません。

 今回の事件を受けて、環境省は国民公園協会の専務理事を呼び出して皇居外苑管理課長より厳重注意処分をおこない、巡視職員と管理責任者も懲戒処分となったとのことです。

 そして問題の暴言を吐いた大バカ職員は、皇居外苑巡視の職務を解任したとのことでした。

 今後、同様の事案の再発防止として「(職員の)トレーニング期間の延長等による指導の徹底を行っていく」としています。(編集部)