「日本人のための政治を!」 日本改革党と共闘し訴え続けた参院選
保守・右派乱立の中での戦い
七月二十日投開票の第二七回参議院議員選挙において、日本国民党は沓澤亮治代表率いる日本改革党と共闘して戦いました。多くの「保守」「右派」を自認する政党との熾烈な争いとなりましたが、当選者を出すには至りませんでした。まずは党員・党友の皆さまの期待に沿うことができず、深くお詫び申し上げます。
そのような中でも、沓澤氏をはじめとする日本改革党の皆さまや、河合悠祐戸田市議会議員、ふじわらちかこ四街道市議会議員など、多くの愛国者の皆さまと連携を取ったことで、今後も議会から日本を強くする運動を前進させる力を得ることができました。
特に、十一月には鈴木信行代表の葛飾区議会議員選挙が控えており、愛国者の議席を取り戻すための大きな力を得ることができました。
政見放送に鈴木代表も出演
政見放送には鈴木信行代表も出演しました。候補者でもない推薦団体の代表者としては異例の全体の四割近い、約七分間を担当しました。
「私たちが守るべきものは日本文化です。このままでは日本の中に中国文化がつくられ、社会が分断され『砂を混ぜる戦略』で人口侵略がおこなわれます」
中国人問題について、区民斎場の経営に中国人が関与している問題や中国人の土地取得・会社経営、公営住宅への入居問題について触れ、中国人の入国制限や、帰化制度の廃止を訴えかけました。
さらに、外国人生活保護の問題について「在日韓国・朝鮮人から始まった」と指摘し「竹島を返さない韓国とは国交断絶するべきです」と日韓断交を堂々と主張しました。
金町街宣でも訴え
市川たけしま候補とは、六月二二日の日韓断交デモにおいても共闘しており、日頃からの反韓国運動の中で培われた絆を発揮し、葛飾区のJR金町駅頭での街頭演説の実施など、ほぼ毎日を共にし、選挙戦を戦い抜きました。
七月十三日には、市川候補の個人演説会に鈴木信行代表が推薦団体の応援演説として壇上に上がり、支援を訴えました。
「沓澤さんやたけしまさんとは共に反韓国・竹島問題で共闘してきた。竹島問題を真正面から訴えているのはたけしま候補だけだ。取られたものを取り返さないといけない」
応援演説には村田春樹氏も登壇し、韓国問題で戦い続ける同志一同で市川候補を後押ししました。
比例代表を戦った沓澤候補とも、各地の街頭に立ち、支援を訴えました。特に、最終日の池袋では、これまで共に運動の最前線に立ってきた同志が集まり、応援のマイクを握り、最後の一秒まで支援を訴えました。
マイク納めで日本人とは何かを問う
沓澤氏は「日本人は皆親戚だ。その親戚の会議に親戚ではない外国人が立候補することおろか、投票することもご遠慮いただきたい。帰化してすぐに投票・立候補ができることもおかしくないですか。日本人の血が入っていないと選挙権は認められない」と現行の帰化制度と参政権について、厳しく糾弾しました。
鈴木信行代表もマイクを握り、最後まで支援を訴えかけました。
「今回の選挙の争点は間違いなく移民、外国人問題だ。沓澤さんは十年前からこの問題に取り組んでいる。帰化した中国人は十六万人、在留中国人は八四万人でストップをかけないといけない。地方政治なら十分に議席を狙える一大勢力になりつつある、このような勢力を野放しにしてはいけない、反日的な政治活動は規制されるべきだ」
発言一言ごとに「そうだ」と声が飛び、駅前を歩く通行人が少しずつ聴衆の輪に入り、それぞれの弁士の話に耳を傾けました。
参院選の結果を受けて沓澤氏は、「この度の参院選で力及ばず、皆様のご期待にお応えすることができず、誠に申し訳ございませんでした。
応援してくださった全ての方々に心から御礼申し上げます。悔しさと共に、多くの学びを得る事ができました。
この経験を胸に今後も自分にできる事を探し行動いたします。宜しくお願い申し上げます」と、お詫びと感謝の言葉を述べた。
また、鈴木代表は、「応援していただいた皆様、ありがとうございました。
当選は難しいと分かっていましたが、汗を流して応援いただいた皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の言葉を述べた上で、「今夏の参議院選挙を戦った諸派政党がまとまって諸派構想ができれば、既成政党と同じ土俵に立てるのではないか。
右派系諸派が結束すれば当選の可能性が高まる時勢が来ている。バラバラではとても勝てない」として、右派系諸勢力の更なる糾合と前進を呼び掛けた。
(しんぶん国民8月号)