上海電力に街宣車で猛抗議! 「日本の山河は上海電力のエサではない!」

 九月四日、日本国民党は千代田区丸の内にある、上海電力日本株式会社の入居するビルの前に街宣車を付けて「日本の山河は上海電力、中国人のエサではない! 日本の山河を汚す中国企業は出ていけ!」と激しく抗議街宣をおこなった。
 上海電力への抗議演説をおこなっていると、丸の内警察署が不当にも音量測定を開始。
 国会議事堂や政党本部、外国大使館などの「静穏保持法」が指定する区域でもなく、一外国企業に対する抗議活動を露骨に規制するのはおかしい。すぐさま党員たちが、音量測定をおこなう警察官らに抗議した。
 
メガソーラー用地は「中国の飛び地」か
 
 上海電力は、日本中で広大な面積の山林を抉って切り開く乱開発をおこない、緑の山々を禿山にして無機質で不気味な中国製ソーラーパネルを敷き詰めている。
 地元住民の声を無視し、地元議員の調査も頑なに拒否している。上海電力のメガソーラー用地はさながら「中国の飛び地」状態である。
 
災害と環境破壊の元
 
 乱開発によって禿山になった山林は保水力を失い、大雨での土砂崩れを引き起こす恐れもある。今年の夏、鹿児島県姶良市では、大雨の影響で、メガソーラー建設現場から大量の軽石が水田や道路に流れ込み、調整池が土砂で埋まる事態も起きている。
 ソーラーパネルには鉛、セレン、カドミウムなどの有害物質が含まれており、パネルが破損すれば山から下流の川や水田が汚染される恐れもある。
 
経団連にも抗議
 
 上海電力への抗議に先立ち、上海電力が会員でもある日本経済団体連合会(経団連)に対しても街宣車を付けて抗議した。経団連会長のの十倉雅和は、法人税の引き上げに反対しながら、何度も消費税増税を提言しており、国民生活を破壊する「国民の敵」だ。今後も厳しく糾弾していく。(編集部)