中国人がセミの幼虫を乱獲 「食用」として恩賜公園で根こそぎ狩る

 東京都江東区の猿江恩賜公園東京都江東区では、近年、中国人とみられる人間たちによって、セミの幼虫が大量に乱獲される問題が起きている。特に、深夜から明け方にかけて中国人とみられる人々がセミの幼虫を捕獲する姿が目撃されており、食用目的の乱獲が疑われている。

 猿江恩賜公園は、昭和天皇の成婚を記念して下賜され、昭和七年に開園した都内でも由緒ある公園だ。その猿江恩賜公園で数年前から、梅雨明けの時期にセミの幼虫を中国人たちが大量に採取する行為が問題視されている。

 公園利用者や近隣住民によると、夜間に懐中電灯を使わずに木々や地面を探し回る不審なグループの目撃情報が相次いでいる。公園側によると、一度に数十匹単位で幼虫を袋やペットボトルに詰める事例が確認されており、過去十年間で同様の行為が続いているとされている。

 中国のSNSには、日本でセミの幼虫を捕獲し、調理する動画や投稿が複数見られる。投稿では「日本人はセミを食べない」「兄弟たちよ、日本に来てセミを食べよう」といった内容や、乱獲の報告が確認されている。

 中国では、セミの幼虫が高タンパクな食材として好まれ、素揚げや炒め物として食されることがある。「金蝉」とも呼んで一部では「高級食材」として扱われているともされる。

 公園利用者からは「セミの鳴き声が減った」「子供たちがセミを楽しめなくなる」といった声が上がっており、食用目的の乱獲に対する困惑や批判が広がっている。

 本紙編集部では、猿江恩賜公園を現地調査したが、多くの木々が繁る中でセミの声はほとんど聞こえない。何よりもこの時期、木々にあるはずのセミの抜け殻が全く発見されなかったのだから、中国人による乱獲の度合いがうかがいしれよう。猿江恩賜公園のある江東区では、中国人が激増しており、現在では約二万人もの中国人が住んでいる。

 猿江恩賜公園の管理者は、約五年前から毎年六月末から九月上旬にかけて、「セミの幼虫を採取しないでください。子供たちがセミを楽しみにしています」と日本語、中国語、韓国語、英語で書かれた張り紙を園内の多くの場所に掲示して対策を試みている

 さらに公園側では、夜間のパトロールを強化し、採取者を発見した場合は注意しているというが、セミの幼虫を乱獲する中国人らは常套句の「日本語ワカラナイ」や「なぜ採ってはいけないのか」と反論してくるというから腹立たしいものだ。

 都立公園条例第十六条では、「鳥獣魚貝の類を捕獲しまたは殺傷すること」を禁止しており、違反者には「五万円以下の過料を科する」と定めている。子供が数匹の昆虫を採る程度は許容されるが、大量採取は禁止されるものと常識的に解釈できる。

 セミは地中で二~七年という長い年月をかけて成長し、夏に羽化し二週間から一ヶ月ほど鳴いて交尾し、短い生涯を終える。そうしたセミが羽化前に中国人に乱獲されたのではたまらない。

 中国人の乱獲によってセミの個体数が減少すると、当然ながら他の生物の生態系にも影響をおよぼす恐れが出てくる。

 猿江恩賜公園だけでなく、外国人の集住地区がある新宿区の戸山公園、練馬区の光が丘公園、埼玉県川口市、蕨市の公園などでも、中国人による同様の問題が報告されている。

 セミは法的に保護対象の生物と定められておらず、明確な罰則を適用しにくい状況で、公園側の注意喚起にとどまっているが、仮に「合法」であっても外国人の非常識によって日本の常識が蝕まれ、壊されるのを放置していてはいけない。都立公園条例を厳格に適用し、悪質な乱獲を行為をおこなう中国人は国外追放すべきだろう。

(しんぶん国民8月号)