日韓断交東京総行動開催  「日韓国交六十年不歓迎!」

 六月二二日で日韓基本条約の締結から六〇年が経過した。鈴木信行代表以下わが日本国民党員有志一同は、髙田輝党員が代表世話人を務める「日韓断交東京大行進」に参加した。

 出発前の集会では、鈴木信行代表と、現在参議院議員選挙に挑戦し、わが党が推薦している日本改革党の市川たけしま候補が連帯の挨拶のためにマイクを握った。

 鈴木信行代表は「基本条約や請求権協定をなしにするというのなら、国交断絶というのが正しいやり方だ。国交断絶の前例は台湾である。移民問題の始まりは日韓基本条約以降の特別在留許可を得た韓国・北朝鮮だ。どれだけ日本が迷惑してきたことか。移民というのはどれだけ日本に不利益をもたらすのか訴えていきたい」と訴えた。

 市川たけしま候補は竹島問題と政治家の関連について触れ、竹島の返還を求めた。

「竹島問題を前面に押し出す候補者がいない。竹島の返還なくして友好なしということを訴えていきたい」

 出発前には決議文が読み上げられ、満場一致で採択された。「日韓断交の覚悟を決めなければならない!」と声高らかに宣言された。遠く西日本から足を運んできた同志のほか、関東でも党派、組織の壁を越えた多くの同志が「日韓断交」のスローガンのもと、一つに団結した。

 デモ隊は意気揚々と常盤公園を出発、東京駅八重洲口から数寄屋橋、西銀座と東京都内有数の繁華街を練り歩き、日曜日を謳歌する通行人に「日韓断交!韓国粉砕!」と高らかに訴えかけた。

 多くの通行人が何事かとこちらを見るも、最終的には手を振って応えるなど、我々の主張に耳を傾けた。

 梅雨とは到底思えないような炎天下の中ではあったが、一人の離脱者も出すことなく、無事にデモ行進を終了した。

(しんぶん国民7月号)