石本崇議員、岩国市長の「竹島の日」 式典への参加意欲引き出す!

一般質問に立つ石本崇議員

一般質問に立つ石本崇議員

 わが党の石本崇岩国市議会議員は3月10日、岩国市議会の本会議で竹島問題など領土教育の充実について質問した。

 まず、石本議員は平成29年の新教育指導要領で竹島をはじめ領土問題に直接触れていることを評価した。

 岩国市からは教育委員長が答弁に立ち、「小学校では5年生の社会科で、中学校では3年間を通して地理、歴史、公民の各分野で学習することになっている」と話し、中学校3年生の公民では竹島問題だけでなく、いまだ未解決である北方領土問題や尖閣諸島問題についての学習が行われることを説明した。

 また、岩国市教育委員会として「児童・生徒が、我が国の領土や国家主権、国際社会について正しく理解できるよう学習指導要領や教科書の記述に基づき教育活動を進める」と明言した。

 再質問に立った石本議員は、竹島の領有権を主張する韓国が年間10時間から20時間もの時間を割いていることを挙げ、領土教育がどの程度充実しているか追及。

 教育長は「領土教育に絞った内容だと各一時間程度の学習が基本となっている」と明かした。

 なお、岩国市が令和2年度から使用している小学校の教科書と令和3年度から使用をはじめた中学校の教科書においては「領土」に関する記述内容や関連する写真、地図の量が増加している。

 中学校の学習指導要領にある「目標及び内容」に触れ、我が国の立場の正当性を訴える石本議員の指摘に基づき、指導が行われているか質問。「小中学校における主たる教材である教科書は学習指導要領に基づいて作成・編集されてたもの。石本議員の指摘通り各校における指導は学習指導要領解説に則っている」と確認した。

 さらに領土・主権展示館についても言及。教育意欲を高めるべく、現在、地方巡回展の誘致をすべきと提案した。

 教育委員会は「地方巡回展の誘致は市長部局や関係機関と情報交換を行いながら誘致が可能か検討する」と「誘致」にむけた答弁を引き出した。

 石本議員は「一部から、松江と広島で地方巡回済みとのことから『中国地方はもうやらない』との意見も出ている。しかし、竹島は中国地方にあり、領土問題は最終的には国土防衛につながる。こういう問題は国民がこぞって声を上げなければならない問題だ。それを一方的に『中国地方はいいや』なんていうのは非常に心外だ」と怒りを露わに岩国市の姿勢を批判した。

 教育委員会は「領土問題は安全保障問題と一体不可分だ。岸防衛大臣の地元でもあるので、外交防衛政策の防衛省や、内閣府と話をしたい」と答弁した。

市長「『竹島の日』式典参加したい」と意欲「竹島は日本固有の領土」と明言

 最後に石本議員は岩国市長の竹島の日への認識について質問。また、議場において「竹島の日式典は『大臣が来いよ!』と怒声が飛び、荒れた式典になる。私も声を出さずとも同じ気持ちだ。来場者も同じ気持ちだろう。本来、政府式典で開催すべきであり、総理や担当大臣が先頭に立つべきだ。でなければ、韓国に誤ったメッセージを発信してしまうことになる。私たちは岩国市民であり、日本国民だ。こぞって、声を上げるべきだ」と弁舌をふるった。

 岩国市長は「まだ、『竹島の日』式典に参加したことはないが、一度目で見て感じたい」と式典参列に意欲を示した。続いて、「国において、竹島は歴史的事実に照らしても国際法上も日本固有の領土とされており、私もそのように認識している。政務官派遣については国の判断であり、コメントする立場ではないが、石本議員の気持ちは理解できる部分もある」と理解を示した。