外国人に投票権わたすな! 武蔵野市住民投票条例阻止闘争!

11月19日、武蔵野市役所前に街宣車をつけて抗議

11月19日、武蔵野市役所前に街宣車をつけて抗議

条例強行ゆるすな!松下市長自宅前抗議

 11月16日、12月12日の二回にわたり、武蔵野市住民投票条例案の制定を目論む松下玲子市長の自宅前で抗議した。

 一回目の11月16日は松下市長の登庁前を狙った午前7時半ごろから。音量に気を付けながらも周辺住民に「外国人参政権に直結する危険な条例が制定されようとしている」と注意を促した。

 二回目は10代から20代前半の若手グループ3人で行った。初回抗議から一か月近く経つと警察当局による警備も厳重だ。

 自宅前に行くための一方通行の道路には車止めが設置され、警察車両が自宅正面を固めていた。

 右翼民族派団体が土日を中心に街宣車で抗議していたからだろう。

 正面で抗議街宣を始めようとしたところ武蔵野警察署が「住宅地だから」「近所の人も迷惑するから」といった不可解な「お願い」を繰り返したが、聞き入れる理由はない。

 警備に囲まれる中、「武蔵野市住民投票条例に反対!」「松下玲子は国民を無視するな」と声を上げた。

 早朝の住宅街にもかかわらず、近隣住民からも「よくぞ言ってくれた」「この条例で得をするのは誰か。中国だ。もっとそこを指摘してほしい」といった叱咤激励が相次いだ。このような実情を顧みれば、地元からも理解を得られていない実態を垣間見ることが出来たと言える。

武蔵野市議会開会にあわせ抗議!

 日本国民党は11月19日午前10時、武蔵野市役所前で同日から始まる市議会で議論される「住民投票条例案」に対し、抗議街宣を行った。午後から担当部長を通じ、武蔵野市長・松下玲子市長に抗議した。

 市議会の開会にあわせ、九十九晃党員が最初に「松下玲子市長が強引に推し進める住民投票条例に阻止に向けあらゆる手段を講じて動きたい」と訴えた。

 続いて、先の衆議院議員選挙に出馬していた岡村幹雄氏(はやぶさ党代表)が、「外国人差別とはおかしな指摘だ。こうやって目の前で抗議する方もいるが、どうか、みんなの力でこの条例を阻止しよう」と妨害勢力に毅然と反論した。

 最後に鈴木信行代表がマイクを持ち、「国民主権を軽んじる条例に差別とは何事か。政治意志の最終決定者は日本国民だ。これを外国人に渡してはならない!これを多文化共生で進めるのは間違っている」と述べた。

 議会で施政方針演説を終えた松下玲子市長に対し、河戸直也総合政策部行政経営担当部長や担当課長らを通じて「外国人参政権を与えるな!住民投票条例による地方乗っ取りを許さない!」と題した抗議文を提出した。

12月12日、はやぶさ党主催の条例反対デモ

12月12日、はやぶさ党主催の条例反対デモ

はやぶさ党デモと連帯!

 12月12日に、武蔵野市が提案している住民投票条例に反対するデモを、はやぶさ党が実施した。吉祥寺駅周辺を一周するルートで、住民投票条例への反対、松下玲子武蔵野市長への批判をおこなった。

 このデモには志を同じくする愛国団体、運動家から多くの市民が結集。日本国民党からは篠崎婦人部長、脇田組織統制局員らが参加。住民投票条例案への反対を訴えた。

 はやぶさ党の岡村幹雄代表によると参加者は70人ほど。妨害の隙を許さない大声量で、「松下市長に騙されるな」「国民の主権を奪うな」「3ヶ月しか住んでいない外国人に武蔵野市の何がわかるか」と武蔵野市民に訴えかけた。

(報告・九十九晃)