反日「表現の不自由展」ふたたび各地にて抗議行動の取り組み

名古屋で街宣

名古屋で街宣

 令和元年、あいちトリエンナーレ2019内に置かれた「表現の不自由展・その後」は昭和天皇のお写真を燃やす映像など数々の問題作品により、一時中止となった。

 しかし、反日勢力は名前を変え、各地で展示会を企画。愛国者陣営による抗議活動が展開された。

東京

 6月10日、「表現の不自展・その後 TOKYOEDITION +特別展」実行委員会は、東京都千代田区で緊急記者会見を開いた。同月25日から新宿区のギャラリーでの開催を取りやめを明かした。理由として、予定していた会場に対して妨害行為が続いていることを挙げ、法的措置も辞さないと強がった。

 新宿区のギャラリーは住宅地内だ。そこで、街宣車を運用した苛烈な抗議活動による成果は、実行委員会の記者会見から読み取れる。

 関東協議会会長兼行動戦線壬生青年塾会長の松澤正明氏は、「街宣車の抗議だけでなく、主催者側、ギャラリー側、地元住民にも、丁寧に主張を伝えたことで中止にできた」と成果についてコメントした。

 わが党も開催の阻止を念頭に会場付近の視察や民族派団体との協議を重ねていた。

愛知

 7月10日、名古屋市内で「表現の不自由展・その後」の再展示を企画していた団体は、会場が閉鎖されたことを受け、抗議声明を発表した。初日と2日目こそ、開催を許してしまうも、中止へと追い込むことに成功した。

 在日特権を許さない市民の会をはじめ有志と連携し、抗議活動を展開。藤島雄平党員は「河村市長は使用許可の取り消しの判断から逃げ続けた。よく考えてほしい。私たちは昭和天皇(が標的)だからこそ問題視しているが、そもそも、人の写真を燃やし、その灰を土足で踏みつける行為は対象が誰であろうと嫌悪感を抱くだろう。だからこそ、私たちは公の施設で展示してはならないと声を上げている」と訴えた。

大阪

 「表現の不自由展・かんさい」は7月18日から21日の三日間、大阪市内のギャラリーで開催。残念ながら、開催を許してしまう結果となったが、西日本中から愛国者が集まり、連日抗議の声を上げた。

 街頭での抗議活動を率先して展開した小林宏助氏は「最高裁で開催は認められてしまった。問題をより周知すべく、3日間にわたり街宣を決行した」と述べた。

 荒たま会副会長の荒巻靖彦氏は「初日、左翼人士から唾をはかれた。容疑者は暴行で逮捕され、平謝りしてきたが、この時点で、開催を強行した司法の判断は誤っていたと指摘したい。また、右翼民族派の街宣車もたくさん集まってくれた。初日から3日間、抗議側の人数は増え続け、左翼側は驚いたのか、人数が少なくなっていった」と話し、「今後、共通の問題に対しては、右翼民族派の方々とも共闘していかないとと改めて感じた」と締めくくった。

 日本国民党は、大村秀章愛知県知事が煽動した反日展示会の動向を今後も各団体と協力しながら注視する。